05/02
2024
Thu
旧暦:3月24日 友引 丙 
政治・行政 社会・全般
2011年4月6日(水)9:00

救援物資の受付中止/市対策室

「被災地の倉庫満杯」


救援物資の受け付けを一時中止すると発表する右から長濱副市長、安谷屋政秀総務部長、西里正博室長=5日、副市長室

救援物資の受け付けを一時中止すると発表する右から長濱副市長、安谷屋政秀総務部長、西里正博室長=5日、副市長室

 宮古島市は5日、東日本大震災で被災地への救援物資の受け付けを一時中止すると発表した。被災地では、各県からの支援物資が大量に届いており倉庫が満杯となっていることなどの状況を踏まえたもの。4日に県から通知があった。長濱政治副市長は「われわれとしても受け付けをいったん中止するしかない。協力してくれた市民には感謝する」と述べた。被災者の受け入れなどの支援は継続して行う。


 市は3月28日に「東北地方太平洋沖地震支援対策室」を市役所下地庁舎1階に設置。被災地へ送る支援物資の受け付けや被災者受け入れに関する業務など、被災者支援策を展開していた。

 市によると、救援物資の受付中止は、県の対策本部支援物資対策チームからの通知によるもので、現在のところ再開のめどは立っていないという。

 同チームによると今回の中止は、各自治体からの支援物資が県に大量に届いていることが理由という。

 市の支援対策室によると、市民から同対策室に寄せられた救援物資は大人・子供用の紙おむつやタオル、マスク、石けんなど。長濱副市長は「コンテナ一つ分がいっぱいになれば、送ろうと思っていたがそうならないうちに中止になってしまった」と戸惑いの表情。すでに受け付けた救援物資については「保管しておいて、被災地から宮古島市に避難している方たちが必要とあれば提供していきたい」と語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!