12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2011年4月9日(土)9:00

県が肥育牛拠点産地に認定/宮古島市

ブランドづくりに拍車


宮古島市の肉用肥育牛拠点産地認定の交付式に出席した関係者=8日、県庁農水部長室

宮古島市の肉用肥育牛拠点産地認定の交付式に出席した関係者=8日、県庁農水部長室

 【那覇支社】県農林水産部(比嘉俊昭部長)は8日、宮古島市を肉用肥育牛拠点産地に認め、県庁農水部長室で認定証を交付した。比嘉部長から下地敏彦宮古島市長に同証書が手渡された。


宮古島市の肉用牛拠点産地認定は09年の子牛に続き2度目。認定により農林水産戦略品目としての「宮古ブランド」づくりに拍車が掛かる。交付式に出席した宮古和牛改良組合の平良一夫組合長は「拠点産地の重みを認識し、産地形成を目指して頑張りたい」と抱負を述べた。


 交付式で比嘉部長は「おいしい宮古牛をつくってもらうため、県としても肥育牛のブラン化に向け、積極的に支援していきたい」と述べた。
 認定証を受け取った下地市長は「宮古では1万4000頭の牛を飼養しているが、2009年に宮古牛としてブランド生産した頭数は187頭。21年までには580頭の生産を目指したい」と拠点産地の認定を喜んだ。



 同市の肉用牛飼養頭数は県内市町村村では石垣市に次ぐ頭数で県下2番目。「宮古牛」「宮古んま牛」のブランド化に向けた取り組みを強化している。
 また販売額も09年の1億1686万円から21年の計画目標年には3億9660円を目指している。
 商標登録の手続きも行っており、4月中には登録が完了する。老朽化した同市食肉加工施設の建設について下地市長は、「現在、検討委員会で建設計画を審議しているが、次年度には建設着工できるよう取り組む」と述べ、市としても拠点産地認定によるブランド牛生産を促進する考えであることを明らかにした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!