12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2011年4月13日(水)23:00

宮古島地方気象台長 小林 俊彦さん(57歳)

「的確な情報を伝達」


小林 俊彦さん(57歳)

小林 俊彦さん(57歳)

 4月1日付で、宮古島地方気象台長に就任した。宮古は初めての勤務。「山に囲まれた山梨県で生まれ育ったから、海への憧れは強い。宮古の海は美しいので、休日はゆっくり眺めたい。暖かくて、健康に良い」と物腰の柔らかい声で語る。


 「大雨・台風・地震・津波予報などに関しては的確な情報を伝達する。国民が必要な情報を知りたい時に、その必要な情報を提供するのも業務」と改めて決意を新たにする。

 「職員には、創造的に仕事をするよう訓示した。与えられた仕事だけでなく、仕事が影響を及ぼすことを幅広く想像すると、そこから仕事の改善や工夫が見える。そして効率的な仕事につながる」と強調した。

 「小・中・高校や地域の団体などから気象に関する出前講座の要望があれば、即対応したい。防災啓蒙は重要なこと」と気象教育に積極的に取り組む姿勢を示す。

 さらに「宮古に津波警報が発令された場合は高台へ逃げ、絶対海岸に近寄らないように」と強く訴えた。

 小林 俊彦(こばやし・としひこ)1953(昭和28年)10月27日生まれ。57歳。山梨県出身。東京電機大学卒。72年気象庁入り。名古屋地方気象台中部国際空港準備室長、中部航空地方気象台次長、気象庁観測課観測システム運用室課長補佐などを歴任。08年同課気象測器検定試験センター所長に就任。11年4月、宮古島地方気象台長に着任。趣味はサイクリング。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!