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スポーツ 社会・全般
2011年4月16日(土)9:00

スターターは「がんずう夫婦」/第27回トライ大会

喜屋武盛吉・ヒデさん


トライアスロンのスターターに選ばれた喜屋武盛吉さん(左)とヒデさん(中央)。右は下地市長=15日、市役所平良庁舎

トライアスロンのスターターに選ばれた喜屋武盛吉さん(左)とヒデさん(中央)。右は下地市長=15日、市役所平良庁舎

 第27回全日本トライアスロン宮古島大会のスターターの発表が15日、市役所平良庁舎であった。今大会のスターターは喜屋武盛吉・ヒデさん夫婦。共に80歳を超えた「がんずう夫婦スターター」だ。下地敏彦市長が「宮古島は高齢者も元気な島であることを世界にアピールしたい」との意向で人選が進められ、喜屋武さん夫婦が選ばれた。大会当日は揃いのユニホームを着た喜屋武夫妻のスタート船上からの合図で、13時間30分におよぶ競技が開始する。


 喜屋武盛吉さんは「高齢者2人にこのような名誉ある大任を与えていただき、感謝にたえない。宮古島の高齢者を勇気づけ、21世紀は介護がいらない高齢者の時代であることを示せるよう、頑張って、かっこよく大任を果たしたい」とのスターター役に意気込みを見せた。
 下地市長は「お二人とも仕事、スポーツに頑張っている。島を代表するご夫婦なので、よろしくお願いします」と話した。

 盛吉さんは交通安全協会の役員として、20年以上トライアスロンのボランティアを続けている。奥さんのヒデさんは沿道アトラクションで参加する選手らの応援を続けている。「今年もやりますよ」と、ヒデさんは元気いっぱいだ。

 盛吉さんは旧城辺町で1966年から20年議員を務め、その後も収入役、監査役などを歴任。その間、ボランティアで保護司、人権擁護委員を務めた。

 現在は、宮古地区および市老人クラブ連合副会長。また市ゲートボール協議会長として、高齢者の健康増進、介護予防、生きがいづくりの活動を展開している。

 プロフィル
 喜屋武 盛吉(きゃん・せいきち)さん 
1929(昭和4)年3月28日生まれ。82歳。
 喜屋武 ヒデ(きゃん・ひで)さん 1928(昭和3)年8月15日生まれ。82歳。


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