12/16
2025
Tue
旧暦:10月26日 大安 戊 
社会・全般
2011年4月16日(土)23:00

沖縄振興開発金融公庫宮古支店長 喜納 兼次郎さん(53歳)

宮古発展を金融面から支援


 

喜納 兼次郎さん(53歳)

喜納 兼次郎さん(53歳)

 宮古支店勤務は3度目。「過去2回の宮古勤務を通し、多くの方々との出会いが印象深い。3度目の正直となるよう、宮古の発展を金融面から支えたい」と抱負を語る。


 「建設業は伊良部架橋や第2次地下ダムなどが本格化、病院や学校などの公共施設、宿泊を中心とした民間施設の建設需要は旺盛」と宮古の経済を支える土木建築業の元気ぶりを分析。

 観光客が初の40万人を突破したことや、海中公園のオープンなどの明るい話題を示す。「宮古の方々は、人をもてなすホスピタリティーがあり、大きな財産」と今後の観光発展に期待する。

 「農業面では耕地面積が県内の3割を占め、土地改良やかんがい施設も整備され、潜在能力は極めて高い。高付加価値農業への取り組みが求められる」と展望する。

 東日本大震災の影響は宮古にも及び建設資材不足や、資材高騰、燃油高、観光客の減少など、先が見通せていない。「宮古のアララガマ魂で、乗り切ってもらいたい」とエールを送る。

 喜納 兼次郎(きな・けんじろう)1957年生まれ。53歳。うるま市出身。琉大法文学部卒。81年沖縄公庫入り。前任は、本店融資第一部産業開発融資班課長。2011年4月、沖縄振興開発金融公庫宮古支店長。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!