社会・全般
2025年9月11日(木)9:00
ウプゲーンの穂、ふるさとに
多良間村在来種、歴史的な資料/竹井さん(大院大教授)が寄贈
【多良間】村ふるさと民俗学習館に、多良間在来種の「ウプゲーン」(和名・タカキビ、別名・モロコシ)の穂が9日、寄贈された。1979年に多良間島を訪れた雑穀研究者、竹井恵美子さん(現・大阪学院大学教授)が字塩川の故垣花彦さんから譲り受け、研究用として保存していたもの。今年3月に発芽を試みたが発芽しなかった。このため、竹井さんは歴史的な資料として同村での展示を要望していた。竹井さんの代理で同館を訪れた東京農業大学の玉木陸斗さんは「当時のウプゲーンの姿をぜひ多くの皆さんに見てもらいたい」と話した。





