学び生かし特産品PR 地域と連携しスマナラウ(島学び) 西辺中
「修旅」で即売会、八重干瀬体験も
西辺中学校(与那覇周作校長)のスマナラウ(島学び)学習が好調だ。これまで生徒たちがスマナラウの体験学習でインプットしてきた地域に関する学びの成果をアウトプットする「スマトュマサ(島を響かせ)」学習として、3年生が昨年10月の修学旅行で市と友好都市の熊本県山鹿市で地元海産物のミニ即売会を開く初の試みを成功させた。
同校は「地域と共にある学校の推進」として、地元や島全体を教材に自然や文化、産業、人材などの魅力を味わう学習を重点目標にしており、地元生産者の協力で収穫体験などを行っている。
即売会は、収穫体験の協力への恩返しを兼ねた地域貢献として実施。地域の特産品を広くアピールすることで生徒の企画力やコミュニケーション能力などのキャリア発達を促すことなどを狙いとした。
事前にパートナーシップを締結した地元生産者から提供を受けた海産物を元気に売り込み、海ぶどう50パック、乾燥アーサと塩もずく各30パックを20分ほどで完売した。特に海ぶどうは人気で、開始早々に売り切れたという。
また、八重干瀬を題材とした「水辺学習から地域の豊かな海を味わう」学習を真謝ビーチで行い全員が泳げるようになった。最後は地元船主組合の協力を得て八重干瀬でスノーケル体験学習を行い、大自然の魅力を体験した。
与那覇校長は「宮古に居ながら宮古を学んでいないことが多い。体験しながら学ぶことで、宮古のことを自分で語れるようになる。地域の特性を学ばせることが豊かな国際性の育成につながる」と説明。「非常に手応えを感じる。特に八重干瀬の雄大な自然を目の当たりにした際は、感動し圧倒されていた。子供たちの満足度が高く、豊かな学びがあった」と話した。
さらに「豊かな学びを通して地域に誇りを持つことができる。ゆくゆくは宮古に帰って来るか、どこかで生活することになっても自分のルーツを大事に、地域への誇りを胸に頑張ることができる大人になってほしい」との思いを語った。





