12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2011年6月24日(金)9:00

ツマグロゼミ調査始まる/市指定天然記念物

新里子ども会が毎年実施


佐渡山さん(右)からツマグロゼミの分布などの説明を聞く子どもたち=23日、上野ツマグロゼミ増殖施設

佐渡山さん(右)からツマグロゼミの分布などの説明を聞く子どもたち=23日、上野ツマグロゼミ増殖施設

 新里子ども会(大嶺秀光会長)のメンバーによるツマグロゼミ個体数調査が23日、上野新里のツマグロゼミ増殖施設で始まった。今年で8年目。7月の上下旬にウイピヤー山などでも調査を行う。ツマグロゼミは市指定の天然記念物。


 四つのエリアに分けた敷地内と建物内の5カ所で、抜け殻の数などから発生個体数を調べた。この日は雄205、雌214、不明3の計422匹の発生を確認した。今後、ウイピヤー山や、新里集落内の御嶽周辺で調査を行い、7月末ごろに今年の発生数をまとめる。

 2010年の調査では雄122、雌100、不明15の237匹、09年は1081匹だった。

 調査に先立ち、同施設に集まった約20人の子どもたちに、市の文化財保護審議委員の佐渡山安公さんが「ツマグロゼミは宮古島では新里と砂川にしか生息しない。卵からかえった幼虫は何度か脱皮を繰り返し、4、5年かけて成虫になる」など、生態や分布について説明した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!