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社会・全般
2011年6月25日(土)9:00

ともしびで平和願う

慰霊の日ライトダウン/市内の飲食店など


児童たちの手作りエコキャンドルのあかりで食事をする観光客ら=23日、さんご屋

児童たちの手作りエコキャンドルのあかりで食事をする観光客ら=23日、さんご屋

 慰霊の日ライトダウン(主催・宮古島市)が23日、市内の飲食店などで実施された。午後8時から一斉に照明を落とした店内には、エコキャンドルがともり、戦没者への哀悼の意と恒久平和を願った。


 エコキャンドルは来間小、宮原小など市内の小学生が平和への思いを込めて作成し、市役所が配布した。

 静岡から友人と2人で観光に来た中村真由美さんは「ライトダウンは店に来て初めて知った。沖縄本島での戦争は知っていたが、離島も悲惨だったことを知り、考えさせられる」と話した。また浦添から来た棚原大貴さんは「ライトダウンは初めての経験だが、ろうそくのあかりの方が、慰霊の日を考えるのにふさわしいと思う」と述べた。

 慰霊の日ライトダウンは戦没者への追悼と平和を希求する心を次世代につなげると共に、環境モデル都市としての宮古島で、島内のエネルギーを考えるきっかけづくりを目的に実施している。


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