05/03
2024
Fri
旧暦:3月24日 友引 丙 
産業・経済
2011年6月30日(木)9:00

施設の建て替えへ/宮古食肉センター

今年度事業方針に盛り込む


 宮古島市やJAなどが出資する第三セクター・宮古食肉センター(池間等志社長)の第29期定時株主総会が29日、JAおきなわ宮古地区本部で開かれた。今年度の計画には、築後28年経過して老朽化の著しいセンターの建て替え事業の導入に取り組む方針を盛り込んだ。10年度の単年度決算は58万4000円の黒字を計上。累積赤字は、5142万円となった。総会後、新役員による取締役会を開き、社長に池間氏を再任した。


 あいさつで池間社長は「当社の経営は行政やJAの支援なしではできない厳しい状況だが、食の安全を守るために存続させなければならない。新施設は、12年度の完成を目指したい」と述べた。

 10年度の営業報告書によると、豚は799頭(前期比2・0%減)をと畜。ヤギは418頭(同比24・8%増)となった。牛は364頭と、前期の547頭と比べ183頭(33・5%)の大幅減。高齢母牛の更新が一段落したため減少した。

 豚枝肉の売上は1088万円、と畜収入は1016万円となった。

 新年度の事業方針には▽消費者ニーズに対応した豚枝肉のカット(部分肉)販売による販路拡大▽牛枝肉の委託カット▽諸経費の節減による収支の改善-なども示している。

 新取締役は次の通り。
 池間等志(県農業協同組合経営管理委員)▽下地敏彦(宮古島市長)▽喜納兼次郎(沖縄公庫宮古支店長)▽川上政彦(県農業協同組合)▽上地廣敏(市農林水産部長)


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!