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社会・全般
2011年7月12日(火)9:00

規制植物は持ち出さないで

空港で広報活動/植物防疫事務所平良出張所


来島した観光客らにティッシュなどを手渡し職員=11日、宮古空港到着ロビー

来島した観光客らにティッシュなどを手渡し職員=11日、宮古空港到着ロビー

 11日から15日は、2011年度植物防疫法に基づく植物などの移動禁止及び移動制限に関する広報強化週間。それに合わせ、那覇植物防疫事務所平良出張所(春原正信所長)は11日、宮古空港で観光客らにサツマイモなど沖縄から持ち出せない植物があることを知らせるリーフレットやティッシュを配布する広報活動を行った。


 植物に被害を与える病害虫のまん延を防止するため、サツマイモやエンサイ(クウシンサイ)、グンバイヒルガオ、カンキツ類の苗木などは県外への持ち出しが規制されている。そのことを広くPRするため、農林水産省植物検疫所はゴールデンウイーク前、夏休み前、正月前の年3回、強化週間を設け広報活動を行っている。

 夏休み前の週間初日となった11日午前、宮古空港到着ロビーでは那覇植物防疫事務所平良出張所の職員が、東京からの直行便で来島した観光客らにリーフレットやティッシュを手渡した。広報活動は15日まで実施される。

 春原所長は「知らずに持ち出そうとする人が多い。規制されている植物があることを知ってもらい、持ち出し事例がなくなるよう、よりいっそうの広報活動をしていきたい。(対象植物を)販売している店などは、相手が観光客と分かった場合には持ち出せないことを説明してほしい」と協力を呼び掛けた。

 宮古島管内では2009年に4件、10年に1件の持ち出し取り締まり事例があった。


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