12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2011年7月22日(金)9:00

バッタの集団発生が拡大/伊良部・下地島

市など薬剤防除を展開


大型送風散布機によるバッタ防除が本格化した=21日、下地島

大型送風散布機によるバッタ防除が本格化した=21日、下地島

 県病害虫防除技術センター宮古駐在は21日までに、伊良部の下地島でサトウキビに食害を与えている害虫はトノサマバッタと断定した。県・市などの実態調査から、バッタの発生源は下地島空港の滑走路近辺と確定された。同日現在、バッタの集団発生は拡大しており、同島と伊良部島間の入江へ移動しているという。


 事態を重く見た県・市、農家は20日から、大型送風散布機(スーパースパウダー)を導入し、本格的な薬剤防除を展開。最大到着距離は約100㍍という。

 幼虫は滑走路そばの草地とキビ畑周辺の農道の草地で発生。幼虫は密度が高くなった場合、羽が長くなり飛翔力が強くなるとされる。

 キビ畑の地主によると、バッタの発生は17日に初確認した。その時は個体数が少なかったが、19日から異常に増え、市に調査を依頼した。依頼を受け、市職員が20日、現場を確認したところ数千匹に急増していた。 

 市、宮古製糖伊良部工場、農家の三者は21日午後、薬剤購入費の負担金について検討を始めた。

 トノサマバッタ 7~11月に発生。幼虫の生活環境は荒れ地や草地。成虫は体長3・5~6・5㌢。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!