12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2011年8月1日(月)9:00

空港草地に薬剤散布/下地島バッタ被害

関係機関が合同で作業


 伊良部の下地島でトノサマバッタが異常発生し、サトウキビに食害を与えている問題で、県と市、宮古製糖伊良部工場は30、31の両日、下地島空港の草地部分約110㌶に駆除用の薬剤を散布した。


 同空港の草地が発生源とみられているため、周辺のキビ畑にバッタが拡散しないよう駆除作業を実施。広大な草地に薬剤をくまなくを散布した。

 同空港周辺のフェンス沿いには無数のバッタが飛び跳ねており、空港には相当数のバッタが生息しているものとみられる。ただ、30日から始まった薬剤散布によってバッタが次々と駆除されているため、被害の拡散防止が期待される。

 空港内の薬剤散布については、散布した薬剤が海に流れ込み、漁場を汚染する可能性もあるとして、伊良部、宮古島、池間の各漁協から薬剤使用を認める承諾書を取り付けて実施した。

 バッタの異常発生は7月20日に確認され、その後は日を追うごとに個体数が急増した。関係機関は大型送風散布機を使用して薬剤散布を実施し、被害の拡散防止に努めている。

 空港周辺のキビ畑の防除費用については市や製糖工場が一部を負担するなどサトウキビ被害の軽減と農家救済措置を講じており、関係機関が一丸となった防除活動が続いている。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!