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教育・文化 社会・全般
2011年9月4日(日)9:00

上原里佳さん(西辺中3年)最優秀/少年の主張大会

優秀は根間、佐渡山さん


最優秀賞に輝いた上原さん(中央)、優秀賞に選ばれた根間さん(左)と佐渡山さん=3日、上野公民館

最優秀賞に輝いた上原さん(中央)、優秀賞に選ばれた根間さん(左)と佐渡山さん=3日、上野公民館

 第26回県「少年の主張」宮古地区大会(主催・県青少年育成県民会議など)が3日、上野公民館で行われた。各中学校の代表17人が堂々と熱弁をふるった。審査の結果、西辺中学校3年生の上原里佳さん=演題「琉舞が私に教えたくれたもの」=が最優秀賞に輝いた。上原さんは22日に名護市で開かれる県大会に宮古地区代表として出場する。


 上原さんは琉舞を習って今年で10年。「舞踊のコンクールの課題曲に『かせかけ』という曲がある。その舞踊に込められた沖縄の心に感動を受け、南国独特の伝統文化を踊れることに誇りを感じている」と発表した。
 「私は世界選手権を通じて初めて金メダルを獲得した寺川選手の姿に出会った。一度は引退も考えた彼女ですが、再び世界の舞台へ挑戦し、十年越しの悲願達成を果たした」と紹介し、舞踊のけいこに励みたくましく生きていく決意を新たにした。


 与儀千寿子審査委員長は「演題の付け方に工夫があり、カラフルで個性的。発表者が自分自身を良くしていこうとする姿に感動した。声も澄み切って良かった」と講評した。
 賞状と楯を手にした上原さんは「最優秀賞に選ばれて、とてもうれしい。県大会では自分の考えを広めたい」と意欲を示した。


 最優秀賞=上原里佳(西辺中3年)=演題「琉舞が私に教えたくれたもの」▽優秀賞=根間恵美(鏡原中3年)=同「視覚一八○度・死角一八○度」、佐渡山みなみ(北中3年)=同「苦しい時こそ……」。


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