12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済 社会・全般
2011年9月9日(金)9:00

JTA関西―宮古線が就航

5年ぶり、観光客増に期待/今月26日まで運航


関西からの観光客を歓迎。琉神マブヤーや市のキャラクター・みーやも参加=8日、宮古空港

関西からの観光客を歓迎。琉神マブヤーや市のキャラクター・みーやも参加=8日、宮古空港

 日本トランスオーシャン航空(JTA)の関西―宮古線が8日、就航した。初便は関西国際空港から約145人、宮古からは約60人が同路線を利用した。同路線は今月26日までの19日間で18往復36便運航する。JTAによると期間中の利用率は85%と高い。関西方面からの入域観光客数の増加が見込めるため、宮古島の観光振興の一翼になることが期待される。関西―宮古路線の就航は2006年10月以来。空港では盛大な歓迎セレモニーが行われた。


 同路線は、1日1往復2便の運航(21日の関西発―宮古着と23日の宮古発―関西着は運休)。期間中は往路が関西国際空港発午前9時30分、宮古空港には正午に到着する。復路は宮古空港発午後4時20分、午後6時30分に関西国際空港着となる。使用機材はボーイング737―400で標準座席数は150席。

 関西からの初便は正午ごろに到着。空港では、観光関連団体の職員ら約40人が観光客を歓迎した。川満七重さんが三線の生演奏と歌を披露する中、訪れる観光客にマンゴージュースやお茶、ビール、泡盛、菓子類を振る舞った。テレビの人気キャラクター・琉神マブヤーや宮古島市のイメージキャラクター「みーや」も空港で出迎えた。

 宮古島観光協会の豊見山健児会長は「関西直行便の就航は宮古の観光振興の面で非常に大きい。これを機会にさらなる誘客につなげていきたい。関西路線の継続に向けて要請行動を展開したい」と話した。

 市観光商工局の奥原一秀局長は「入域観光客が若干減りつつある中での直行便就航はありがたい。これを機会に大いに宮古島をアピールして、さらなる観光振興につなげていきたい」と観光振興を期待した。

 宮古空港を出発する初便の就航では、JTAが就航セレモニーを開催。搭乗者に初便就航記念として搭乗証明書やJTAグッズ、雪塩ラスクなどを配布した。

 セレモニーで中西一則機長は「宮古の観光振興に微力ながら貢献したい」とあいさつした。駐機場には関係者約20人が立って関西行きの航空機を見送った。


 同路線は期間限定の運航だが、期間中に関西圏と沖縄の島々を結ぶJALグループの路線は、JALの関西―沖縄(那覇)線、JTAの関西―石垣線を含めて計3路線となる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!