04/30
2024
Tue
旧暦:3月22日 赤口 甲 
産業・経済 社会・全般
2011年9月9日(金)9:00

JTA関西―宮古線が就航

5年ぶり、観光客増に期待/今月26日まで運航


関西からの観光客を歓迎。琉神マブヤーや市のキャラクター・みーやも参加=8日、宮古空港

関西からの観光客を歓迎。琉神マブヤーや市のキャラクター・みーやも参加=8日、宮古空港

 日本トランスオーシャン航空(JTA)の関西―宮古線が8日、就航した。初便は関西国際空港から約145人、宮古からは約60人が同路線を利用した。同路線は今月26日までの19日間で18往復36便運航する。JTAによると期間中の利用率は85%と高い。関西方面からの入域観光客数の増加が見込めるため、宮古島の観光振興の一翼になることが期待される。関西―宮古路線の就航は2006年10月以来。空港では盛大な歓迎セレモニーが行われた。


 同路線は、1日1往復2便の運航(21日の関西発―宮古着と23日の宮古発―関西着は運休)。期間中は往路が関西国際空港発午前9時30分、宮古空港には正午に到着する。復路は宮古空港発午後4時20分、午後6時30分に関西国際空港着となる。使用機材はボーイング737―400で標準座席数は150席。

 関西からの初便は正午ごろに到着。空港では、観光関連団体の職員ら約40人が観光客を歓迎した。川満七重さんが三線の生演奏と歌を披露する中、訪れる観光客にマンゴージュースやお茶、ビール、泡盛、菓子類を振る舞った。テレビの人気キャラクター・琉神マブヤーや宮古島市のイメージキャラクター「みーや」も空港で出迎えた。

 宮古島観光協会の豊見山健児会長は「関西直行便の就航は宮古の観光振興の面で非常に大きい。これを機会にさらなる誘客につなげていきたい。関西路線の継続に向けて要請行動を展開したい」と話した。

 市観光商工局の奥原一秀局長は「入域観光客が若干減りつつある中での直行便就航はありがたい。これを機会に大いに宮古島をアピールして、さらなる観光振興につなげていきたい」と観光振興を期待した。

 宮古空港を出発する初便の就航では、JTAが就航セレモニーを開催。搭乗者に初便就航記念として搭乗証明書やJTAグッズ、雪塩ラスクなどを配布した。

 セレモニーで中西一則機長は「宮古の観光振興に微力ながら貢献したい」とあいさつした。駐機場には関係者約20人が立って関西行きの航空機を見送った。


 同路線は期間限定の運航だが、期間中に関西圏と沖縄の島々を結ぶJALグループの路線は、JALの関西―沖縄(那覇)線、JTAの関西―石垣線を含めて計3路線となる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!