05/03
2024
Fri
旧暦:3月24日 友引 丙 
イベント スポーツ
2011年9月28日(水)9:00

申し込み者が大幅減/宮古島マラソン

740人、前回の半数以下


1605人が出場して盛り上がりを見せた第1回エコアイランド宮古島マラソン

1605人が出場して盛り上がりを見せた第1回エコアイランド宮古島マラソン

 11月13日に開催される第2回エコアイランド宮古島マラソンの出場申込件数が伸びない。申込期間を2度延長しながらも27日現在の申し込みは約740人、前回1605人の半数以下にとどまっている。


大会事務局の宮古島観光協会では同時期に開催される島内外のマラソン大会が影響しているとみている。観光振興を狙いに開催される宮古島マラソンだが、出場者の大幅な減少は厳しい現状と言えそうだ。11月12日開催のたらま島一周マラソンに与える影響も懸念される。27日現在(受付開始は1日)の申し込みはわずか12人。1日違いの開催期日が、両大会の出場者に少なからず影響を与えている。



 観光協会によると、27日現在の申込件数はフルマラソンが約400人、ハーフマラソンが約340人にとどまっている。前回大会はフルに813人、ハーフに792人出場した。全出場者1605人のうち、851人が島内出場者で島外の出場者は沖縄本島を含めて754人だった。
 同協会は、出場者が伸びない要因について、東日本大震災の影響をはじめ来月30日に開催される大阪マラソンや11月20日の神戸マラソン、12月4日の那覇マラソンなどを挙げる。


 マラソン大会については開催が1カ月以内に集中しているため、本土のランナーは大阪や神戸のマラソンを選び、沖縄本島や宮古島市のランナーは那覇マラソンに出場するという流れが出場者の減少に拍車を掛けているとみる。
 陸上競技関係者は「1カ月のうちに2本のフルマラソンはきつい。このためランナーはどちらかの大会を選ばなければならない。宮古の人の場合、多くが宮古島マラソンよりも那覇マラソンを選ぶはず。大会の歴史も違えば出場者数も桁外れで宮古島マラソンを選ぶ人は少ない」と指摘した。


 たらま島一周マラソンの開催期日と1日しか変わらないという点も減少の要因とみられる。同マラソンは毎年約300人が出場する大会で宮古本島からも多くのランナーが出場する。
 だが、今回は1日後に宮古島マラソンがあるため多良間マラソンに出場しない人が増えるのではないかと指摘する声がある。その逆もあり、多良間マラソンの出場を優先して宮古島マラソンに出場しないというケースも否定できない。


 多良間村の担当課に宮古島マラソンによる影響の有無を尋ねると「影響がないとは言い切れないが…」と例年に比べて少ない現時点の申込状況を懸念。「村内の方はぎりぎりで申し込むと思うのでこれから増えてくるはず」と答えながら今後の申し込みに期待した。
 宮古島マラソンの出場申込受付は30日まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!