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政治・行政 社会・全般
2011年10月6日(木)9:00

島サミット準備室を設置/宮古島市

島しょ国の高校生受け入れへ


太平洋・島サミット準備室が設置され受け入れ体制などの準備に入る市職員=5日、市役所平良庁舎4階

太平洋・島サミット準備室が設置され受け入れ体制などの準備に入る市職員=5日、市役所平良庁舎4階

 宮古島市は、来年5月に同市で開催される第6回太平洋・島サミットの関連イベント「高校生・島サミット」の受け入れ準備に向けた準備室を5日、市役所平良庁舎に設置した。同イベントには太平洋島しょ国や日本国内から高校生が参加。環境問題について討論し、本会議に出席する各国・地域の首脳に提言する。市では「宮古から世界に向けて環境問題を発信できる」と大きな期待を寄せている。


 本会議は来年5月25、26日に太平洋島しょ14カ国と2地域、日本の首脳が参加し名護市の万国津梁館で開かれる。

 太平洋・島サミットは過去5回行われているが、高校生サミットは初めての試み。仲井真弘多知事が、宮古、八重山での開催の検討を政府に申し入れていた。

 「地元プログラム」と位置付けられ、本会議に先立ち同月23~26日まで宮古島市で開催される。太平洋島しょ国・地域の各高校生32人と沖縄、宮古を含む国内の高校生32人の計64人が参加する。

 6グループに分かれての討論会のほか、環境関連野外活動や視察、交流会なども実施される予定だ。

 討論会では水をテーマにした地球環境についての議論が交わされる見通しで、市では宮古農林高校(現宮古総合実業高)環境班が2004年に受賞した「水のノーベル賞」や、水道事業運営協力として、島しょ国への市職員派遣などを挙げ「宮古島市の水環境への取り組みが世界に発信できる」としている。

 太平洋・島サミット 豪州、ニュージーランドを含む太平洋島しょ14カ国と2地域、日本の首脳が参加し3年に1度、日本で開催される。日本と太平洋諸国との関係を強化し、同地域の発展に取り組むことを目的に平和、教育、環境、経済成長、開発などの問題解決を話し合う国際会議。県内での開催は2003年、2006年に続き3回目。


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