12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2011年10月24日(月)9:00

デートDVへの理解を/宮古福祉保健所

防止対策講座を開催


多くの関係者らが参加して行われたデートDV防止対策講座=23日、宮古福祉保健所

多くの関係者らが参加して行われたデートDV防止対策講座=23日、宮古福祉保健所

 宮古福祉保健所(仲宗根正所長)は23日、支援者のためのデートDV防止対策講座を開いた。NPO法人「にじいろCAP」代表理事の重永侑紀さんらが講話し、「当事者の視点で見なければ、援助が独りよがりになってしまう」と語った。思春期の子どもや暴力に関する相談・支援に携わる関係者ら約20人が参加し、講話に耳を傾けた。


 デートDVとは、結婚していない男女間での暴力で、10代のカップル間でも起きている問題という。

 重永さんは、人間関係の絆を深めるアタッチメント行動を紹介し、「幼児期に達成感を十分に味わうことが大切。絆が人間関係のベースになる」と述べた。

 松崎玲子さんは身近に起きた事例を説明。「思春期は仲間意識を優先し、何よりも自分が大切だということを忘れてしまう。皆さんは無力な存在ではない。SOSに気付いてほしい」と強調した。

 同法人は、非暴力な地域を目指すことを目的に福岡県を中心に活動している。子どもへの暴力防止のスペシャリストとして、約40人が在籍している。

 同講座は県DV総合対策支援事業の一環として行われた。中・高校でも生徒対象に開催される。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!