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教育・文化 社会・全般
2011年11月26日(土)9:00

中曽根君(西城中3年)に県会長賞/いっしょに読もう!新聞コン

日本新聞協会主催



県NIE推進協議会の会長賞を受賞した中曽根君=25日、西城中学校

県NIE推進協議会の会長賞を受賞した中曽根君=25日、西城中学校

 日本新聞協会主催の「第2回いっしょに読もう!新聞コンクール」の入選者が25日、発表された。宮古からは中学校の部で西城中学校3年の中曽根海夢君が県NIE推進協議会の会長賞を受賞した。中曽根君は「まさか受賞するとは思っていなかった。(会長賞は)すごいことと思う」と受賞の喜びを語った。


 同コンクールは、日本新聞協会がNIE(ニュースペーパー・イン・エデュケーション=教育に新聞を)を広く知ってもらうことを目的に、11月の「NIE月間」の事業としてを昨年から開催している新聞感想文コンクール。今年、県内からは小学校の部に102点、中学校の部71点、高校の部244点の応募があった。

 中曽根君が応募テーマに選んだのは、東日本大震災の被災地に車いすの寄贈を続ける、大阪のベンチャー企業社長で現役の大学生でもあり、自身も車いす利用者の男性の取り組みを紹介した記事。感想文の中で選んだ理由について「私たち一般市民は自分に何ができるか考え、それを今後も続けていく必要があると思ったから」と説明している。

 記事を読んで思ったこととは「この活動の目的が『小さくても長く続けられる支援を』。その考えに関心が湧いた。僕なら何ができるかと考えた」。記事に対する家族の意見として「すてきな生き方をしている」との母親の意見を挙げ、「僕も『すてきな生き方』に憧れ、こういう生き方をしたいと強く思った。これからも一人一人が被災者と心を一つにし、協力すれば被災者にも明るい未来が来ると信じている」と感想をまとた。

 受賞の知らせに中曽根君は「まさか賞を取れるとは思っていなかった。最初に聞いたときはピンとこなかったが、先生や友人からすごいと言われ、改めてすごいことだと思った」と笑顔を見せた。



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