12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2011年11月30日(水)9:00

川満氏が新教育長へ

教育委員会委員2氏を任命


 下地敏彦市長は29日の市議会臨時会で、教育委員会の委員として砂川中学校の川満弘志氏(59)と、土地家屋調査士の佐平博昭氏(52)を任命する同意案を提案。採決の結果、両氏の委員任命が同意された。今後は、来月5日に行われる市教育委員会の臨時会で川満氏が互選により、任期満了で勇退する川上哲也教育長の後任として新しい教育長に就任する見通し。


 来月4日に任期満了で退職する川上教育長と、体調不良を理由に10月27日付で辞職した池村直記氏の後任として提案された両氏。提案理由について長濱政治副市長は「川満氏は砂川中学校長で、これまでも教育現場を歩んできた、教育関係に詳しい人。佐平氏は教育関係者ではないが、これまでPTA副会長などとしてPTAをサポートしながら自身の4人の子を育ててきた。若い人の考えも取り入れてもらおうとの思いもあり選任した」と説明した。

 採決に先立つ討論で、上里樹氏は佐平氏が以前、青年会議所の理事長を務めていたことを挙げ「これまでの青年会議所の対応を見ていると政治的中立が保たれていないと思う」との考えから同会議所理事長経験者の教育委員就任に反対の立場を表明。それを受け、挙手による採決を行った結果、賛成多数で同意案は承認された。川満氏の任命は、採決時に退席した上里氏を除く全会一致で同意された。

 川満氏は「家庭教育、社会教育、学校教育と市の教育にはいろいろな課題があると思うが、『水急なれど月流れず』の心で仕事を進めていきたい」。佐平氏は「教育現場の経験はないが、子を持つ親として、地域の子どもの先輩として地域の教育にかかわることは責務と思う」とそれぞれ抱負を語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!