05/08
2024
Wed
旧暦:3月29日 先勝 辛 
スポーツ 社会・全般
2011年12月9日(金)9:00

「10RUN」に文科大臣賞/東京で式典

フィランソロピストで最優秀


実行委員会を代表して仲間さん(前列左)と豊見山さん(同右)が表彰を受け、歴代の委員長経験者らが式典を見守った=8日、東京都千代田区の学士会館

実行委員会を代表して仲間さん(前列左)と豊見山さん(同右)が表彰を受け、歴代の委員長経験者らが式典を見守った=8日、東京都千代田区の学士会館

 【東京支社】宮古地区の高校生が走って寄付金を募るイベント「10RUN(ワンオーラン)」実行委員会が、日本フィランソロピー協会(高橋陽子理事長)の第14回街角のフィランソロピスト賞青少年部門で最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞し8日、東京都千代田区の学士会館で催された式典で表彰状を授与された。式典後の活動発表会では意見交換会が行われ、式典に出席した生徒らが、宮古島での活動内容や経緯などを報告した。


 同式典には、実行委員会を代表して伊良部高3年の仲間友里恵さんと宮古工業高3年の豊見山茜さんが出席。青少年部門での最高賞を文科省スポーツ・青年局長(代理)から受け取った。

 受賞の喜びを仲間さんは「みんなが協力的で今年も大変盛り上がった。後輩にもしっかりと伝えていきたい」と話した。また、豊見山さんは「イベントを通じて友人との絆も深まった。地元のみなさんに感謝したい」と笑顔を見せた。

 同協会のフィランソロピスト賞は、日本の社会に寄付文化を定着させることが大きな目的で、同実行委員会の宮古島での高校生による活動が高く評価された。

 10RUN(ワンオーラン)は高校生がリレー形式で400㍍トラックを10時間走り続け、トラックを周回した回数に応じて企業、個人からの協賛金を集めるもの。集まった協賛金は福祉団体などに全額を寄付する。第1回を2004年に催し、夏休みを中心に毎年開催している。これまで、同イベントに参加した高校生は延べ約2300人に上る。

 表彰式には、歴代の実行委員長経験者や大会を支えた宮城創大さん、与那覇修寛さん、本村匡さん、兼島大知さんらが駆けつけ、後輩たちの晴れ姿を見守った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月7日(火)9:00
9:00

宮古馬、ビーチで啓蒙活動/観光客らに事故防止呼び掛け

下地与那覇の前浜ビーチで5日、宮古馬を同伴した水難事故防止活動が行われた。宮古島署地域課、市地域振興課の職員ほか、宮古馬2頭、馬の飼育員が参加し、観光客や市民にライフジャケットの適正着用などが記されたガイドブックを配布して海での事故防止を呼び掛けた。

2024年5月7日(火)9:00
9:00

「 また絶対来たい 」/思い出とともに帰路へ

連休最終日・宮古空港 最大10連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に帰路に就いた。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!