04/28
2024
Sun
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
産業・経済
2012年1月5日(木)9:00

トウガンなど初出荷/JA

高値と輸送の安全祈念


高値取引を願い「万歳三唱」をする参加者たち=4日、JAおきなわ

高値取引を願い「万歳三唱」をする参加者たち=4日、JAおきなわ

 JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会(真壁恵修会長)の2012年初荷式が4日、JAおきなわ宮古地区本部で行われた。初荷はゴーヤー(宮古方言名・ゴーラ)3㌧やトウガン5㌧、サヤインゲン0・2㌧の計8・2㌧。農家や農業関係者らが集まり高値販売や輸送の安全、ブランド産地化などを祈念した。今期は出荷量2700㌧、販売額8億3000万円を計画している。


 宮古地区の冬春期野菜の出荷は、10月中旬のゴーヤーを皮切りにスタートした。長引く景気低迷などの影響が懸念されたがゴーヤー、トウガンを中心に宮古産野菜への引き合いは強く、販売は好調に推移しているという。生産面は、曇天長雨の生育への影響が懸念されている。

 真壁会長はあいさつで、食の安全性に対する要望は、依然として高いと強調。「今年も安全、安心はもとより定時、定量をモットーに、儲かる農業の実現に努めたい」と抱負を述べた。

 TPP(環太平洋連携協定)については、沖縄のサトウキビや青果物にも多大な影響が予想されるとし、農家の生活を守るための活動を展開していく姿勢を示した。

 県宮古農林水産振興センターの仲宗根盛和所長や、宮古地区農業振興会の下地敏彦会長があいさつし、ゴーヤーやトウガン、カボチャなど拠点産地認定品目のブランド産地化などを祈念。JAおきなわの岡村幸男宮古地区本部長は「冬春期拠点産地としての責任を果たすべく、農家や関係機関と連携を密に、取り組みを強化していく」と安定生産出荷へ方針を示した。

 下地総合スポーツクラブの迫力ある「初荷太鼓」に続いて、「万歳三唱」の気勢を上げ、初荷を送り出した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!