04/29
2024
Mon
旧暦:3月21日 大安 癸 
教育・文化 社会・全般
2012年1月31日(火)9:00

「大橋開通後に検討を」/伊良部南区

市教委 学校統廃合で説明会


フロアからは学校統廃合に反対する意見が相次いだ=29日、伊良部南区

フロアからは学校統廃合に反対する意見が相次いだ=29日、伊良部南区

 市教育委員会(宮國博委員長)は29日、伊良部南区の女性若者等活動促進施設で「宮古島市立学校適正規模基本方針」の説明会を開いた。園児・児童・生徒の保護者や住民ら約100人が参加。委員会は「伊良部中学校と佐良浜中学校を2014年をめどに1校に統合する。また幼稚園を含む伊良部小学校と佐良浜小学校を16年度までに統合する。適正規模の実行期間は、2011年度から18年度までの8年間を基本とする」との方針を示した。フロアからは、学校統廃合に反対する意見や要望が相次いだ。


 フロアの浜川正弘さんは「伊良部の学校統廃合については、伊良部大橋開通後に検討してもらいたい」と要望した。

 同じく長浜国博さんは「伊良部の学校統廃合が平成26(2014)年度になったのは疑問。小規模校の解消としているが、統廃合になっても小規模校の解消にはならない」と意見を述べた。

 川満弘志教育長は「先ずは複式学級の解消。学年別の一クラスが20人から30人くらいで、それが2クラスあったらクラス替えもできる。毎日の授業が最大限に活発になっていくことを目指している」と述べた。

 フロアの女性は「学校を統廃合して伊良部島の真ん中に新しい学校を建設した場合、統廃合前の学校は無くなる。統廃合は反対」と訴えた。

 宮國委員長は「少子化に伴う子どもたちの教育環境について、どうやって教育するのか。また子どもたちのより良い教育環境をどうするのか、いつもしのぎを削っている」と述べた。

 教育委員会は2011年3月、市学校規模適正化検討委員会から「宮古島市立学校規模適正化基本方針」の答申を受けた。答申に盛り込まれた4点の意見に2点の意見を加えて方針を決めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!