12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2012年2月16日(木)9:00

テロを水際で阻止/平良港

14機関80人参加し訓練


警察官らがテロリストを拘束する訓練=15日、平良港

警察官らがテロリストを拘束する訓練=15日、平良港

 平良港テロ対策総合訓練(主催・平良港保安対策協議会)が15日午後、同港下崎埠頭および前面海域で実施された。平良港湾事務所や宮古島海上保安署、宮古島署など14機関・団体から総勢80人が参加。本番さながらに迅速で的確な情報伝達やテロの水際阻止訓練を展開した。

 訓練は、2012年2月15日午後2時ごろ、平良港下崎埠頭へ入港予定のK号(仮称)より「数名のテロリストが乗組員を人質にとり、要求に応じなければ人質を殺す」という118番通報があった-と想定。埠頭には現地対策本部が設置された。

 K号が接岸後、保安職員らが乗り込み、テロリストの1人を逮捕。また、警察官らが岸壁に逃げたテロリストを拘束した。

 主催者を代表して平良港湾事務所の知花包信所長は「水際のテロが一度発生すると、地域や国の安全を脅かす。有事の際の対応や円滑な情報伝達、テロ制圧に意義がある」と強調した。

 長濱政治副市長は「水際でテロを阻止することが、市民の生命・財産を守る。平良港の管理・運営をしっかり守っていきたい」と決意を新たにした。

 訓練終了後、宮古島署の島袋令署長は「基本的な部分を確認した訓練は意義深い。課題を解決したものは、次の訓練に生かしてほしい」と講評した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!