12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2012年2月21日(火)9:00

水納港整備など要望/多良間村長

衆院沖特委と首長ら懇談


衆院沖特委が来県し、県内市町村の圏域代表ら首長と懇談した=20日、沖縄総合事務局

衆院沖特委が来県し、県内市町村の圏域代表ら首長と懇談した=20日、沖縄総合事務局

 【那覇支社】衆議院沖縄・北方問題特別委員会(福井照委員長)の理事、委員ら10人が20日、沖縄振興と米軍基地問題に関する実情調査のため来県し、県内市町村の圏域代表ら首長と懇談した。宮古市村会を代表して下地昌明多良間村長が出席。同市村会からは16事案を要請した。


 懇談会で、福井委員長は「3月末までに与野党を越えて沖縄振興法や軍転法の改正案を通す。皆さんの声や現場の声を生かしていきたい」とあいさつした。

 県市長会を代表して翁長雄志那覇市長は「東日本大震災の課題がある中、復帰40周年の沖縄振興のために一括交付金の配慮を頂いた。市町村は心を一つにして、振興を図るよう頑張っていきたい」と述べた。

 懇談席で下地村長は同市村会からの要請事案を提出し、「下地島空港の国際空港としての活用」「TPPへの不参加」「水納港の整備」などの3項目について説明した。また、水納島では年間、子牛80~90頭を生産していることを説明した上で、同島に連絡船の整備が必要であることを強調。「子牛搬出や観光振興の面からも島に定期船を置いてほしい」と要望した。

 これに同委員会の理事は、「沖振法だけではなく、国が直接関与できる離島振興法で盛り込めるようにしたい」と答えた。
 同懇談会では、新たな沖縄振興計画の今後の取り組み策として、沖特委が市町村の意見を聴取しながら、沖振法の枠を広げ改正していくことなどの意向が伝えられた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!