12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
産業・経済
2012年3月1日(木)9:00

沖糖が製糖操業再開

4日ぶり、工場に活気戻る


4日ぶりに操業を再開した沖縄製糖宮古工場=29日、下地上地

4日ぶりに操業を再開した沖縄製糖宮古工場=29日、下地上地

 原料不足で一時的に製糖操業を停止していた沖縄製糖宮古工場は29日、4日ぶりに操業を再開した。工場はサトウキビを積んだトラックの往来で活気付いた。


 沖糖は26日から一時的に操業を止めた。原料のサトウキビが計画通りに搬入されないため、やむを得ず28日までの停止を決めた。

 原料不足は、機械刈りによる収穫が全体の4割を占めていることが大きな要因となった。雨天が続いてハーベスターが稼働せず、手刈り原料だけでは必要な原料を確保できなかった。

 29日は午前10時30分から原料搬入を開始。トラックに積み込まれたサトウキビが次々と工場内に運び込まれた。この日は1470㌧の原料を確保し、工場も通常運転に戻った。

 同日は、時間帯によっては晴れ間が広がる天候となり、各地でハーベスターが稼働。各工場とも一定程度の原料を確保した。

 今回の操業停止は、雨天続きによる原料不足が大きな要因だが、今後の収穫方法は急激に機械刈りにシフトしていくことが予想されており、不足するハーベスターの台数確保も課題として浮上している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!