12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政
2012年4月19日(木)9:00

PAC3機材撤収完了

市の危機管理対策室も解散


チャーター船に積み込まれるPAC3の台車=18日、平良港

チャーター船に積み込まれるPAC3の台車=18日、平良港

 北朝鮮の「衛星」と称する弾道ミサイル打ち上げに備えて配備されていた地対空誘導弾パトリオット(PAC3)と、関連車両が18日までに宮古島から撤収し、作業はほぼ完了した。それに伴い、市に設置されていた危機管理対策室(室長・安谷屋政秀総務部長)は同日午後2時に解散した。自衛隊員は19日に移動の予定。


 この日の午前、航空自衛隊宮古島分屯基地を2回に分けて出発した車両約30台は、平良港第2埠頭に接岸していた民間のチャーター船「第1有明丸」に手際よく積み込まれた。午後1時10分すぎ、目的地に向け出港した。積み込まれたのはPAC3の台車2台を含む約30台で、同船が石垣島から輸送してきた自衛隊車両約20台とともに目的地に向かった。

 PAC3の発射機2基は17日、宮古空港から航空自衛隊の輸送機で2回に分けて運び出された。輸送機積み込みの際に使われたレール付きの台車は18日、輸送機で搬出された。

 撤収の完了で下地敏彦市長は「何事もなく終わって良かったと思うが、万一のことに備えるのが危機管理の第一歩。常にそのように態勢を組む必要がある」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!