12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2012年4月21日(土)9:00

35日間の航海へ出港/宮総実高海洋科学科12人

友人ら「五色テープ」で見送り


実習生(左)らは、家族や友人らの五色テープに見送られた=20日、平良港

実習生(左)らは、家族や友人らの五色テープに見送られた=20日、平良港

 宮古総合実業高校(下地盛雄校長)の海洋科学科の3年生12人が20日、実習船「海邦丸五世」(499㌧、金城勝船長)に乗り、35日間の遠洋航海実習へ出港した。実習生らは、家族や友人らの五色のテープに見送られた。


 実習船は、南へ直進し、27日にパラオに入港。実習生たちは上陸し、観光名所などを見学し異文化を学ぶ。5月1日に北へ航海し4~18日までの期間、マグロはえ縄操業を展開する。21日に石垣港に寄港し、24日に平良港に入港する。

 乗船式で、下地校長は「春風駘蕩の季節を迎えた。水産人としての資質と技術を身に付けることが最大の目的。入港の時には一段と凛々しく、精悍に成長していることに期待する」と述べた。

 金城船長は「船上生活では、お互いに励ましと思いやりの気持ちを持ち、実りある実習をしてください」と激励した。

 実習生を代表して仲間朝紀君は「実習中は、漁業の今と将来を考えたい。成長してくるので、楽しみに待っていてください」と決意を新たにした。

 この後、後輩たちが「海邦丸スタンバイ」を披露し、実習生の先輩たちの航海安全と大漁を願った。

 実習船は五色テープが乱舞する中、パラオに向け進路を取った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!