05/03
2024
Fri
旧暦:3月24日 友引 丙 
産業・経済
2012年5月9日(水)9:00

「ゴーヤーの日」PR

消費拡大キャンペーン/1袋58円


飛ぶように売れた1袋58円のゴーヤー=8日、JAファーマーズマーケット「あたらす市場」

飛ぶように売れた1袋58円のゴーヤー=8日、JAファーマーズマーケット「あたらす市場」

 ゴーヤー(方言名・ゴーラ)の消費拡大キャンペーン(主催・宮古地区ゴーヤーの日実行委員会)が「ゴーヤーの日」の8日、JA「あたらす市場」で開催された。ゴーヤーと数字の語呂合わせで1袋58円に設定した格安のゴーヤーは、飛ぶように売れ盛況。試食販売コーナーにはJA女性部が加工したつくだ煮や和え物などが用意され、好評を博した。


 沖縄を代表する野菜ゴーヤーのキャンペーンは「裏ゴーヤーの日」の8月5日まで、県内外で展開される。

 セレモニーで岡村幸男実行委員長は、農家の努力によって、2011年度の出荷額が過去最高の2億6500万円に達したことを報告。また、ゴーヤーの日を契機に、地産地消の輪が一層広がるよう祈念した。

 與那嶺宏明県宮古農林水産振興センター所長は、ゴーヤーの含むビタミンCは熱に強く、苦み成分が食欲を増進させ、肝臓の働きを高める-などと高機能性を強調。

 下地敏彦市長は「宮古産のゴーヤーは、県の野菜品評会で金賞を取るなど、品質的に高く評価されている」と述べ、農家の良いモノ作りへの努力をたたえた。

 JAゴーヤー専門部会の伊志嶺一之部会長は「今後とも安全・安心なゴーヤー生産に取り組んでいく」と決意を述べた。

 店内の商品台には、ゴーヤーが山積みにされ、周りは黒山の人だかりとなった。レジの前は、ゴーヤーの入った買い物籠を持つ客が数珠繋ぎ。用意した2300袋(1袋約1㌔)は、正午ごろまでに完売した。

 65歳の女性は「新鮮で安い。ゴーヤーは、豆腐と炒めるチャンプルーが一番」と笑顔だった。

 ゴーヤーと「山海ぶし」の和え物を食べた女性は「梅とカツオのだし、苦みが調和しておいしい」と太鼓判を押した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!