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産業・経済
2012年5月23日(水)9:00

11年新規就農者 前年の2倍以上76人

就農サポート講座など後押し/農でグッジョブ推進会議


 2011年の宮古地区の新規就農者は、前年の30人と比べ、2倍以上の76人に上ったことが、22日の宮古地区農でグッジョブ推進会議(松尾安人会長)で明らかにされた。就農サポート講座や県宮古農林水産振興センター農業改良普及課での就農相談などが後押しした。


 同会議が実施した実態調査によると、新規就農者は07年以降増える傾向にある。11年の76人の内訳は青年(40歳未満)が25人、中高年(40歳以上65歳未満)が51人。宮古は、サラリーマン定年後の就農者多いのが特徴。男女別では男性61人、女性15人だった。

 就農相談人数は、前年比8人増の22人。男性19人、女性が3人と男性が圧倒的多い。相談内容は「農業技術を習得したい」などの研修相談が最多の14人。農地取得関係も4人いた。宮古では、農地賃借がスムーズに行かず、これが新規就農を難しくする1要因になっているという。

 希望作物は露地野菜が最も多く15件。施設野菜の10件、サトウキビの8件が続いた。農地を「所有している」が6件、「借地してある」が4件だった。自己資金を持ち合わせていない人は12人と、半数近くいた。就農動機は「本格的な農業経営」が最も多く17人。「田舎暮らし」2人、「有機農業」2人などだった。

 宮古地区では、1995年に9129人だった農業人口が、10年には6014人に減少。10年の農業就業人口に占める60歳以上の割合も75%と高齢化が著しく進むなど農業の担い手育成が急務となっている。

 同状況の打開に向けて県は「農でグッジョブ会議」を設置。「新規就農サポート講座」などを開設し、農業経験の浅い人たちに農業技術の習得を支援してきた。


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