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スポーツ 教育・文化
2010年7月27日(火)17:55

1本取ることに集中/陸上・男子棒高跳 高里 智樹(宮工高3年)

「1本取ること」を目標に掲げる高里

「1本取ること」を目標に掲げる高里

 美ら島沖縄総体2010はあす28日、開幕する。県内各地で29競技が行われ、宮古からはバレーボール、陸上、ボクシングの3競技に1校、3人が出場。全国の大舞台に挑む選手らを紹介する。
 男子棒高跳びに出場する高里智樹(宮工3年)は、3度目の挑戦で全国総体の切符をつかみ取った。「入学したときから沖縄総体出場が目標だった。まずは1本取る(成功)ことに集中したい。練習を重ね、4㍍50を跳びたい」と抱負を述べた。

 
 2年時には最終予選の南九州大会で実力を発揮できず、全国大会を逃した。悔しさをバネに練習に励み、県高校新人大会では4㍍35の跳躍で、宮古地区高校記録を18年ぶりに塗り替えた。

 
 佐良浜中ではハンドボール部に所属。3年の秋季陸上大会で棒高跳びを始め、県大会では準優勝する活躍を見せた。
 宮古工業高校に進学し、陸上に専念した。中原晋太郎教諭の指導の下、めきめきと力を付けた。「記録が伸びていくことが楽しかった」と振り返る。

 
 県大会や南九州大会でのスタートは3㍍台。全国大会は自己ベストより15㌢も高い4㍍50で競技が始まる。出場選手の多くが記録なしで大会を去る。

 
 最初の関門をクリアするには、15フィートのポールを使いこなすことが重要。堅く扱いづらいが最後まで調整を続けている。
 7月の国体予選大会は練習の手応えを感じた。記録は4㍍30に終わったが「体は4㍍50から60まで上がっていた。後は空中姿勢だけ」と自信を深めた。

 
 棒高跳びの予選は大会第1日目の29日正午から始まる。会場は県総合運動公園陸上競技場。出場選手は予選1、2組で合計66人。決勝は翌30日正午から。


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