12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2012年6月28日(木)9:00

オスプレイ配備に反対

即時撤回求め意見書・決議
市議会最終本会議 全会一致で採択


上地委員長が意見書と決議案について説明する市議会6月定例会最終本会議=27日、市議会議場

上地委員長が意見書と決議案について説明する市議会6月定例会最終本会議=27日、市議会議場

 宮古島市議会(平良隆議長)は27日、6月定例会最終本会議で、米軍垂直離着陸輸送機「MV22オスプレイ」の普天間飛行場配備の即時撤回を求める意見書と決議を全会一致で採択した。同意見書と決議では、墜落事故が相次いでいるオスプレイを「危険な欠陥機」とした上で、市民、県民の生命、財産を守る立場から、県内へ配備しないよう求めている。


 同意見書と決議は、議会運営委員会(上地博通委員長)が提出した。その中で、今年4月に北アフリカのモロッコで、今月14日(日本時間)はアメリカフロリダ州で墜落したオスプレイについて「2カ月間で2度も墜落するのは極めて異常で、オスプレイが最も危険な欠陥機であることは明らか」とその危険性を指摘。同機を配備することは、「米軍基地の機能強化であり、人権を無視するもので断じて容認できるものではない」との考えを示した上で、市民と県民の生命、財産を守る立場から、オスプレイの米軍普天間飛行場への配備の即時撤回と、県内のいかなる地域へも配備しないことを求めている。

 全会一致で採択された同意見書は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣などに、同決議は米国大統領、米国国防長官、米国国務長官、駐日米国大使、米海兵隊総司令官などへ送られる。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!