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政治・行政 社会・全般
2012年6月30日(土)9:00

保育所から介護施設に/「ぷくんみ」開所祝う

地域密着型介護の拠点


 平良隆市議会議長は、在宅介護支援の一翼を「ぷくんみ」が担い、年寄りが安心して住める社会にしてほしいと祈念した。

 平良隆市議会議長は、在宅介護支援の一翼を「ぷくんみ」が担い、年寄りが安心して住める社会にしてほしいと祈念した。

 城辺新城の旧福嶺保育所を改修した小規模多機能型居宅介護事業所「ぷくんみ」(知念真弓管理者)が29日開所した。生活支援や介護を要する高齢者が住み慣れた地域で、長年培った人間関係や生活環境を維持しながら生活していけるよう配慮した地域密着型施設。開所式には、地域住民や行政の関係者らが集い、業務の開始を祝った。


 同施設は一般社団法人「あたらす福祉」(下地勝子代表理事)が宮古島市から委託を受けて、運営する。利用者は8人。スタッフは看護師2人、正社員12人、パート3人の計17人でスタートした。

 サービスはデイサービスや訪問介護、ショートステイを用意し、利用の程度によらない定額料金が大きなメリットという。定員は25人、年中無休で24時間対応する。

 あいさつで、下地代表理事は「高齢者福祉に積極的に関わる行政に深く敬意を表し、その施策の具体化のために私たちは精一杯努力したい。先祖の生まれ育った地域に貢献できることに幸せを感じる」と述べた。

 国仲清正市福祉保健部長は「市の高齢化率は2011年度で21・8%と、県平均の16・8%を大きく上回っている。その中でも城辺地区は、33・1%と超高齢化社会になっている」と状況を報告。その上で、地域の高齢者福祉向上のために、下地代表理事を先頭にスタッフ一丸となって頑張るよう激励した。


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