12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
政治・行政 社会・全般
2012年6月30日(土)9:00

保育所から介護施設に/「ぷくんみ」開所祝う

地域密着型介護の拠点


 平良隆市議会議長は、在宅介護支援の一翼を「ぷくんみ」が担い、年寄りが安心して住める社会にしてほしいと祈念した。

 平良隆市議会議長は、在宅介護支援の一翼を「ぷくんみ」が担い、年寄りが安心して住める社会にしてほしいと祈念した。

 城辺新城の旧福嶺保育所を改修した小規模多機能型居宅介護事業所「ぷくんみ」(知念真弓管理者)が29日開所した。生活支援や介護を要する高齢者が住み慣れた地域で、長年培った人間関係や生活環境を維持しながら生活していけるよう配慮した地域密着型施設。開所式には、地域住民や行政の関係者らが集い、業務の開始を祝った。


 同施設は一般社団法人「あたらす福祉」(下地勝子代表理事)が宮古島市から委託を受けて、運営する。利用者は8人。スタッフは看護師2人、正社員12人、パート3人の計17人でスタートした。

 サービスはデイサービスや訪問介護、ショートステイを用意し、利用の程度によらない定額料金が大きなメリットという。定員は25人、年中無休で24時間対応する。

 あいさつで、下地代表理事は「高齢者福祉に積極的に関わる行政に深く敬意を表し、その施策の具体化のために私たちは精一杯努力したい。先祖の生まれ育った地域に貢献できることに幸せを感じる」と述べた。

 国仲清正市福祉保健部長は「市の高齢化率は2011年度で21・8%と、県平均の16・8%を大きく上回っている。その中でも城辺地区は、33・1%と超高齢化社会になっている」と状況を報告。その上で、地域の高齢者福祉向上のために、下地代表理事を先頭にスタッフ一丸となって頑張るよう激励した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!