04/29
2024
Mon
旧暦:3月20日 仏滅 壬 
社会・全般
2012年7月13日(金)9:00

伝統の露地スイカ栽培/下地与那覇

旧盆向け出荷目指す


かん水作業をする寄川さん=12日、下地与那覇

かん水作業をする寄川さん=12日、下地与那覇

 下地与那覇の伝統の露地スイカ栽培は、健在だ。販売を目的に本格栽培している農家は10戸程度。与那覇のスイカは毎年、旧盆ごろ店頭に並び、宮古の夏を彩っている。


 与那覇に住む平良文雄さん(84)と寄川孝さん(69)の「ユイマール共同栽培」は、珍しい経営形態。二人三脚の作業は、30年間続く。一人の労働と比べ作業が、予定通り進むのがメリットという。年平均2㌶栽培しているが、今年は0・7㌶に減らした。

 露地栽培は、天候に左右されるのが難点。今年も台風や大雨の影響で全滅し、5月中旬に植え替えた。寄川さんは「天候に恵まれて、順調に生育してほしい」と願った。

 平良さんによると、50年前には20~30戸が出荷用のスイカを栽培し、那覇に出していた。栽培は長崎と呼ばれる所の砂地に、集中していた。水はけの良い与那覇の土地柄に向く、伝統の作物は、現在に脈々と引き継がれている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月28日(日)9:00
9:00

7269人が地下ダム学ぶ/23年度資料館来館者数

市地下ダム資料館(城辺福里)のまとめによると2023年度来館者数は7269人で、前年度の6706人と比べて563人増加した。新型コロナウイルス感染症の発生以前の19年度の来館者7743人と比較すると94%まで回復している。来館者はリピーターが多く、島外に住む市…

2024年4月28日(日)9:00
9:00

成田-下地島が運航再開/ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(GK)は27日、成田-下地島路線の運航を再開した。昨年10月に運休して以来約6カ月ぶり。使用機材はエアバスA320。運賃は片道7490円~5万1390円。再開初日は大型連休スタートとあって多くの観光客らが下地島空港に降り立った。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!