12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
産業・経済
2012年7月26日(木)9:00

かん水費用に「明」と「暗」/サトウキビ

スプリンクラー威力発揮
生育にもほ場で差/大型トラックは高額


トラックによるかん水=25日、下地地区

トラックによるかん水=25日、下地地区

 「暗」の改善には、ほ場とスプリンクラーをセットで整備する農業基盤整備事業に、農家の理解と協力が求められている。


 県宮古農林水産振興センターは、宮古のほ場整備率(2010年3月末現在)が47・5%と県平均の53・6%より低くなっているのは課題と指摘。今後は、雨に頼らない水利用農業の推進に

スプリンクラーによるかん水=25日、宮古島の南岸

スプリンクラーによるかん水=25日、宮古島の南岸

力を注いでいくとしている。

 宮古島地方は6月23日の梅雨明け以降、少雨傾向が続き、最近は片降りしているものの、この雨も降った所「明」と降っていない所「暗」に分かれる。

 宮古土地改良区によると地下ダムの水使用量は今月1日から急増し、16日は22万㌧とピークになった。職員らは4~18日までの2週間、各地をパトロール。中には夜間の垂れ流しや、かん水ローテーションを守らないケースが見られたという。

 同改良区では「かんがい施設の整備地区では、人工雨を確実に降らせる。キビ畑の場合、週1回10㌃当たり30㌧以上のかん水は無駄になる。余計な水は、キビに悪影響を及ぼす。かん水ルールを守ることが、地域全体の安定的な水利用につながる」と適正利用を呼び掛けている。

 18日の片降り以降、水使用量は落ち着いている。砂川地下ダムの貯水率は、9日に満水を割り現在は91%、福里地下ダムは満水を維持している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!