12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
政治・行政 産業・経済
2012年8月3日(金)9:00

市太陽光発電補助 第1期応募113件

前年度の6割に達す/自然エネ指向で普及拡大


多くの市民が設置補助を希望している住宅用太陽光発電システム

多くの市民が設置補助を希望している住宅用太陽光発電システム

 市が7月2日から募集していた、2012年度住宅用太陽光発電システム設置補助金交付事業の第1期受付が7月31日で終了。10日に抽選会を行う。今回は1期だけで、11年度の第1期、2期を合わせた年間申請件数の6割に当たる113件もの申請を受け付けた。今年7月からの再生可能エネルギーの固定価格(全量)買取制度スタートや、福島第一原子力発電所事故に伴うクリーンエネルギー指向の高まりなど、住宅用太陽光発電への関心、注目度は年々、高まりを見せている。


 市による住宅用太陽光発電システム設置補助金交付事業が始まったのは10年度から。初年度は補助額を1㌔㍗当たり5万円、上限20万円に設定し、500万円の予算を計上した。しかし希望者が予想を上回ったため、補正予算で200万円を増額。それでも、年間申請受理件数57件に対し、補助を受けることができたのは36件のみだった。

 11年度は補助額を1㌔㍗4万円、上限16万円と、11年度より低い額に設定し、当初予算、補正を合わせ700万円を確保したが、申請件数186件に対し補助を受けたのは43件にとどまり高倍率となった。

 今年度は、補助額を1㌔㍗当たり3万円、上限10万円とし、予算は1000万円を計上。補助金上限を低くし、予算を増やしたことから、より多くの世帯が補助を受けることができる。第1期、2期で500万円ずつを充当予定で、申請者全員が上限額を希望した場合、補助受給件数は各期で件、年間100件となるが、補助申請金額が上限に達していない申請者が多くいれば、補助受給件数も増えることになる。

 第1期の補助受給者を決める抽選会は10日、市役所平良庁舎6階会議室で開かれる。受付開始は午後3時30分、抽選は同4時から。第2期の申請受付は10月ごろを予定している。

 住宅用太陽光発電システム設置補助金交付事業に関する問い合わせは、エコアイランド推進課(代表電話72・3751)まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!