12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2012年8月25日(土)9:00

旧暦七夕で運動会/伊良部・仲地

あひる競争に歓声


女性たちが「あひる競争」のスタートで盛り上げた=24日、伊良部運動公園

女性たちが「あひる競争」のスタートで盛り上げた=24日、伊良部運動公園

 第26回伊良部・仲地たなばた運動会(主催・同実行委員会)が24日、伊良部運動公園で開かれた。住民らは、足ヒレを着用した「あひる競争」など趣向を凝らした多彩な種目を満喫。交流の輪が広がった。


 この日は旧暦の七夕。住民らは、昔からの仕来りで本家の家や墓でごちそうを供え、子孫繁栄や無病息災などに感謝。祝宴を楽しんだ後、運動会に参加した。 開会式で、大会長の山里英也仲地区長は「立派な運動会にしよう」とあいさつ。来賓の下地敏彦市長と市教育委員会の川満弘志教育長がそれぞれ激励のあいさつを行った。

 全員がラジオ体操で体をほぐした後、小学男女などの100㍍で幕開け。婦人部リレーや砲丸投げリレー、婦人部障害物競走、俵担ぎリレー、親子三代リレーなどと続いた。

 最後は、伊良部対仲地の綱引き大会を実施。互いに両地区のさらなる発展を願って引き合った。

 たなばた運動会 戦前の1935年前後、旧暦7月7日(方言呼称なんかづつ)に、午前中は墓参りを済ませ、午後から干潮時を利用して運動会が実施された。当時は「なんかづつ運動会」と称していた。太平洋戦争勃発後の42年ごろに中断し、終戦後の63年ごろに伊良部村陸上競技大会の予選を兼ねて復活した。その間、諸事情で中止の年があった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!