05/07
2024
Tue
旧暦:3月28日 赤口 庚 
社会・全般
2012年9月8日(土)9:00

地域挙げて長寿祝う/松原自治会で盛大に敬老会

一人一人に敬老祝い金が贈呈された敬老会=7日、久松地区公民館

一人一人に敬老祝い金が贈呈された敬老会=7日、久松地区公民館

 松原自治会(高里弘会長)の第98回敬老会が7日、久松地区公民館で開催され、70歳以上のお年寄り161人(男性66人、女性95人)の長寿を祝った。最高齢者は、96歳の石嶺フヂさん。仲地真栄さんら5人が、敬老者の仲間入りをした。


 1915(大正4)年に始まったとされる松原集落の敬老会は、地域を代表する伝統行事。同日の人口は、島外から子や孫が駆け付け、普段の日の2倍になるという。敬老会には、里帰りの人たちも訪れ大盛況となった。

 高里会長は「お年寄りを敬愛する伝統を継承するため、98年間受け継がれてきた敬老会は、私たちが最も誇りとするもの」と強調。子や孫への豊富な知識の語り継ぎや後輩の指導をお願いした上で、ますますの健康長寿を祈念した。

 祝辞で下地敏彦市長は、長寿を祝いつつ、伊良部大橋開通に伴う松原集落の飛躍的発展に期待を込めた。

 参加者らはご馳走を囲み、団らんしながら酒を酌み交わした。宜野湾市に住む下地徳明さんは、20年以上毎年参加。「1年に1回、先輩に会うと心が和む。明日への力にもなる。元気なうちは、毎年参加する」と笑顔で話した。

 舞台は婦人会による「宮古トーガニ」の優雅な舞いで、幕を開けた。新入りを代表して、砂川恵栄さんがあいさつ。老人会は、軽快な踊りを披露。久松中の生徒たちは、先輩の勇気をたたえる「久松五勇士」を勇壮に踊った。最後は「万歳三唱」で締めくくった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!