05/03
2024
Fri
旧暦:3月25日 先負 丁 
産業・経済
2012年9月21日(金)9:00

市長賞に粟國裕貴君(宮高2年)/高校生の主張大会

世界の水問題を訴え


高校生の主張大会で入賞した(写真左から)山崎さん(優秀賞)、平良さん(教育長賞)、粟國君(市長賞)、上地さん(優秀賞)=20日、マティダ市民劇場

高校生の主張大会で入賞した(写真左から)山崎さん(優秀賞)、平良さん(教育長賞)、粟國君(市長賞)、上地さん(優秀賞)=20日、マティダ市民劇場

 第7回市民総合文化祭「高校生の主張大会」(主催・市、市教育委員会、市文化協会)が20日、マティダ市民劇場で開催された。宮古地区4校の高校生9人が自ら経験したことや学習したことなどを意見としてまとめ発表した。「水を考えてみる」と題して、世界の水事情や水問題の重要性を訴えた粟國裕貴君(宮高2年)が市長賞を受賞。また、平良麗さん(宮高1年)は宮古島で繁殖するクジャクなどの外来種が生態系破壊につながることを訴えて市教育長賞を受賞した。


 優秀賞には「幸せ」と題して発表した上地奈央さん(伊良部高2年)、「本当の友達とは」を発表した山崎杏花さん(宮高2年)が選ばれた。

 今大会の総評を與儀千寿子審査委員長が行い、「みずみずしく伸び伸びとした主張で、発表した9人とも個性あふれる良い内容だった」と評した上で、「宮古島に生きるわれわれにも社会の課題を与えられた。題材も多種多様で豊富であった」と発表者をたたえた。

 入賞者発表後、市長賞を射止めた粟國君は「受賞は素直にうれしい。島サミットに参加した経験を基に、同世代のみんなに知らせたかった世界の水問題について、うまく伝えることができた」と感想を述べた。

 「島と野生と生態系」と題して発表し、市教育長賞を受賞した平良さんは「発表では緊張してミスがあったが、次回はもっと練習して、きちんと伝わるように励みたい」と抱負を述べた。

 優秀賞を受賞した上地さんは「1番目の発表者でとても緊張した。普段の練習よりもうまく発表できたことが、とてもうれしい」と、山崎さんは「受賞は大変うれしい。国語担当の先生が、丁寧に指導してくれた。練習では時間配分が課題だったが、良い出来だった」と自らの発表を振り返った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!