12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
イベント
2012年9月27日(木)9:00

また週末台風か/ツールド中止、「なりやま」延期に

各種行事に影響


 台風17号の影響で30日に開催予定だったツール・ド・宮古島ロードレースの中止が決まった。前日29日のサイクリングも取り止めになるなど、週末に予定されていた各種行事が延期や中止に追い込まれた。「週末台風」は15号(8月)、16号(9月)に次ぎ3度目。相次ぐ行事の変更に主催者側では「またかという感じ」と頭を抱えている。



 今年で5回目となるツールド宮古島には713人がエントリー。うち、7割近い473人が県外からの参加者だった。


 大会長を務める下地敏彦市長と大会事務局は26日、緊急会合を開き「強風などで競技が危険になる可能性がある」「島外からの参加者が多くスケジュールに無理が生ずる」-などを理由に中止することを決定した。実行委員には電話で連絡し承認を得たという。


 事務局となる市商工物産交流課では競技中止を受け、参加者たちにメールや電話で伝えるなど対応に追われた。
 また、友利インギャーで30日に予定されていた「なりやまあやぐまつり」は10月8日に延期。関連行事の「前夜祭」は取り止めとなった。


 実行委では「海上での舞台設営ができないことや、島外からの参加者が多いことから早めの延期を決定した」と話した。出場予定者60人にはすでに電話で延期を知らせたという。


 実行委のメンバーは「今年は十五夜に当たり、月の輝く下での祭りを期待していたが…」と残念そうだった。


 26日現在で延期となった催しは「伊良部高校学園祭」、中止は「労働安全衛生アピール駅伝」「親子シュノーケル体験活動」で、運動会や講座、スポーツ競技などの催しは台風の進路を見ながら27日以降に決定する方針だ。


 30日に予定されている「野原マストリヤー」「来間ヤーマスプナカ」、同日から始まる池間、西原、佐良浜の「ミャークヅツ(宮古節)」は開催の方向で準備が進められている。


 西原の字長、佐久田盛光さんは「ミャークヅツは旧暦8月か9月の最初の甲午に行うのが習わし。沖縄本島からも大勢の人が参加する予定だが、台風の影響で飛行機の便がどうなるのか心配だ」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!