12/17
2025
Wed
旧暦:10月28日 先勝 庚 
教育・文化
2012年9月27日(木)9:00

市教委が2種を文化財承認/ミヤコジマソウ ミヤコジマハナワラビ

きょう告示し正式指定



日本では宮古島のみに分布するミヤコジマソウ(資料写真)

日本では宮古島のみに分布するミヤコジマソウ(資料写真)

 市教育委員会(宮國博教育委員長)の定例会が26日、市役所城辺庁舎で行われ市指定天然記念物として文化財指定候補となっていた「ミヤコジマソウ(キツネノマゴ科)」、「ミヤコジマハナワラビ(ハナヤスリ科)」について協議し承認した。2種の文化財指定はきょう27日に告示され、同日付で正式に指定が決定する。2種とも自生地は非公開。




沖永良部島以南に分布するミヤコジマハナワラビ(資料写真)

沖永良部島以南に分布するミヤコジマハナワラビ(資料写真)

 市教委では今後、両種の生息地周辺の雑草除去などを行う予定で、保護についても専門家の意見を聞きながら各種取り組みを展開するとしている。


 両種の指定についてはこれまで、市文化財保護審議会(岡徹会長)が「指定基準を満たしている」との答申を市教委に行っていた。


 ミヤコジマソウは、海岸に生える多年草。日本では宮古島のみに分布し、自生地の北限となっている。花は直径約1㌢。


 ミヤコジマハナワラビは、シダ植物の一種。茎の先端部分から広げた葉の間から、胞子葉が伸びる。茎の高さは20~40㌢。沖永良部島以南の一部の島に分布する。


 2種とも地域を定めない指定となり、これまで同条件での植物の天然記念物はイラブナスビ1件だけだった。



記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!