05/04
2024
Sat
旧暦:3月26日 仏滅 戊 
社会・全般
2010年7月6日(火)18:39

宮古島市 20日に非常事態宣言/酒気帯び検挙多発で

節度ある飲酒訴え
 今年に入り、宮古島警察署管内の酒気帯び運転検挙数が急増するなど、飲酒に絡む事件も多発していることを受け、宮古島市(下地敏彦市長)では今月20日に「飲酒絡み事故多発非常事態宣言」(仮称)を行うこととなった。市では同宣言の具体的内容などについて、同署と調整していくとしている。同市ではこれまで交通死亡事故多発による非常事態宣言はあるが、酒気帯び運転や飲酒絡みの事故に伴う同宣言は初となる。

 
 酒気帯び運転検挙数の急増については、市議会の6月定例会一般質問でも取り上げられ、市としての対応が求められていた。
 先月末までに飲酒運転で検挙されたのは64人。昨年1年間の総検挙数60件を今年はすでに上回っている。
 
 内訳は、酒酔い8人、酒気帯び(呼気1㍑当たり0.25㍉㌘以上)が39人、同(0.15㍉㌘以上)が17人となっている。
 月別では、4月が最も多く18人、次いで3月12人、5月の10人となっている。
 
 また、6月末現在の粗暴犯(暴行、傷害など)は54件中44件(81.5%)が酒絡みとなっている。
 そのほか、泥酔者の「路上寝」についても今回の非常事態宣言の中に盛り込まれる予定となっている。
 同署管内の路上寝の通報件数は6月末現在で256件。前年同期比で1件増加。
 
 また、昨年1年間に路上寝で110番通報があった件数は715件で、県内では那覇署の2416件(概算)、沖縄署の888件(同)に次ぐ多さ。人口1000人当たりの件数で見ると、宮古は約13人で、那覇の9人を上回っている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年5月3日(金)9:00
9:00

各施設で子供無料、半額 大型連休きょうから後半

児童福祉週間 きょう3日から大型連休の後半がスタートする。6日まで4連休となり、各空港は混雑するほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れらでにぎわいそうだ。 厚生労働省では、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に毎…

2024年5月3日(金)9:00
9:00

大輪の花で歓迎/観光客の撮影スポットに

下地のヒマワリ 国道390号の与那覇湾上地護岸沿いに植えられたヒマワリの花が咲き誇り、通りを行き来する観光客の目を楽しませている。初夏の青空が広がった1日午後、心地よい風に揺れる黄色の大輪の花に誘われて、多くの観光客がヒマワリと一緒に記念撮影をする光景が広がっ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!