12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2012年10月24日(水)9:00

芸能の継承発展誓う/式典・祝賀会開催

沖縄宮古民謡協が40周年


協会の発展に尽力した人や記念事業へ協力した人たちを表彰した40周年記念式典・祝賀会=21日、那覇市・マリエールオークパイン

協会の発展に尽力した人や記念事業へ協力した人たちを表彰した40周年記念式典・祝賀会=21日、那覇市・マリエールオークパイン

 【那覇支社】沖縄宮古民謡協会(天久勝義会長)は21日、同協会創立40周年記念式典と祝賀会を那覇市内で開催した。多くの会員や郷友たちが詰め掛け節目を祝うとともに伝統芸能の継承発展を誓い合った。


 式典であいさつした天久会長は「40年の道のりは幾多の苦悩や試練もあったが、会員や関係者の団結、親睦を積み重ねたことが今日の礎を築いた。今後とも伝統に根差しつつも、創造性と斬新さを取り入れ、宮古芸能の新たな出発にしたい」と決意を示した。

 来賓祝辞で下地敏彦市長は「とうがにあやぐなどの宮古民謡を郷土の財産として継承し、後世に伝え永久に歌い継がれるよう協会の今後の活動に期待したい」と述べた。

 沖縄宮古郷友連合会の古波蔵和夫会長は「今後とも日々精進し、古里の伝統文化の継承発展と後継者育成に尽力してほしい」と激励した。

 式典では同協会の発展に功労した人や記念事業への協力者43個人・団体の表彰もあり、代表して民俗学者の新里幸昭さんが受賞者あいさつを行った。

 引き続き行われた祝賀会は、垣花光子舞踊研究所や下里喜美子舞踊研究所などが華やかな舞を披露したほか三線演奏、詩吟の舞など趣向を凝らした演目が次々と演じられ、会場は和やかな雰囲気に包まれた。

 同協会は今後、記念事業として、「とうがにあやぐ」歌碑建立や記念誌の発行などを計画している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!