12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
教育・文化
2012年10月28日(日)9:00

市民の力作一堂に/総合文化祭が開幕

家族連れなど芸術の秋 満喫


会場には市民の力作が多く展示されている=27日、市中央公民館

会場には市民の力作が多く展示されている=27日、市中央公民館

 第7回宮古島市民総合文化祭一般の部(主催・市、市教育委員会、市文化協会)が27日、「創造する市民の文化」をテーマに、市中央公民館で開幕した。展示は28日午後5時まで。会場には市民が出品した力作や大作が展示され、来場者は気に入った作品の前で足を止めて鑑賞していた。


 会場には丹精込めて育てた盆栽や、心と気持ちを込めた生け花、短歌や俳句、写真など市民の力作が展示されている。生活文化部会は工夫を凝らした郷土料理などの展示、試食を行っている。同公民館2階会場には書道部会の力強く洗練された作品や、絵画部門の大作、織物部門の体験コーナーなどが設けられている。展示部門の参加部会は盆栽、園芸、茶道、織物、華道、書道、美術、文芸、生活文化、写真の10部会。

 開幕に先立ち行われた開会式で長濱政治副市長は「市民の生活にゆとりができれば、このような文化祭が開催でき、また継続できる。ぜひこの豊かな文化を享受してほしい」。また、文化協会の大城裕子会長は「文化祭を通して、多くの皆さんが文化・芸術の楽しさや素晴らしさを体感してほしい」とそれぞれあいさつした。市生涯学習部の平良哲則部長が川満弘志教育長のあいさつを代読した。

 宮古島市議会の平良隆議長は「多くの人が来場し、作品に触れ、文化の創造意欲を高めてほしい」と祝辞を述べた。

 郷土歴史部門は11月10日に平良図書館北分館で郷土シンポジウムを開催する。発表部門は11月25日に音楽祭、12月2日に芸能祭をマティダ市民劇場で開催する。

 表彰式は28日午後3時からは市中央公民館で行われる。

 文芸部会の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【俳句部門】市長賞=根間昌清▽教育長賞=池田きみえ▽優秀賞=長濱千佳子▽佳作=下地ひろ子、砂川孝子、上地絵美

 【短歌部門】市長賞=伊志嶺マサ▽教育長賞=砂川節子▽優秀賞=下地吉子▽佳作=宮国トミ、佐渡山カズ子、川田定子、狩俣淳子、砂川京子


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!