12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
社会・全般
2012年11月4日(日)9:00

黒糖でサタパンビン/砂川中で消費拡大キャンペーン

島の伝統的な味に舌鼓/県農水産振興センター主催


生徒、保護者、教諭らが協力し合って黒糖を活用した甘味作りに挑戦した=3日、砂川中学校

生徒、保護者、教諭らが協力し合って黒糖を活用した甘味作りに挑戦した=3日、砂川中学校

 やっぱり、島の味はサイコー-。県農林水産部宮古農林水産振興センターによる宮古地区黒糖消費拡大キャンペーンとして3日、砂川中学校で黒糖を活用した甘味作りや宮古の製糖史のレクチャーなどが行われた。生徒と保護者、教諭らが30㌔の黒糖を使ったサタパンビン、くずもち、ぜんざい作りに挑戦。100人分を完成させ、同日に同校で行われた親子柔道・ソフトバレー大会の中で振る舞われた。


 宮古島を代表する農産物の黒糖を利用した甘味に舌鼓を打った生徒たちからは「おいしいね」「とても上手にできている」などの感想が聞かれた。

 この取り組みは、県産黒糖の消費拡大を図るため、県が5月10日の黒糖の日から9月6日(黒の日)までを黒糖消費拡大キャンペーンと設定し、さまざまなイベントを行ってきた。

 今回は、宮古製糖城辺工場に近く、日ごろから交流のある砂川中学校で同キャンペーンを行うことで、生徒たちに地域の基幹産業であるサトウキビと製糖工場について深く理解してもらうことを目的に実施した。

 ぜんざいとくずもち作りに挑戦した下地茉希子さん(3年)は「ぜんざいもくずもち作りも初めての経験だがとても楽しい。黒糖を使った料理は日ごろあまり食べる機会がないが、きょうはおいしくできたのでみんなにおいしく食べてほしいし、私もたくさん食べたい」と笑顔で話した。 

 そのほか、校内では黒糖についてのパネル展や宮古製糖の担当者が宮古の製糖史について紹介。生徒たちは宮古の基幹農業であるサトウキビについて理解を深めていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!