12/13
2025
Sat
旧暦:10月24日 先負 丙 
社会・全般
2012年12月2日(日)9:00

根間さんの叙勲受章祝う

教え子たちが余興や花束


教え子たちから花束を贈呈された根間仙雅さんと妻の貞子さん=11月30日、ホテル共和

教え子たちから花束を贈呈された根間仙雅さんと妻の貞子さん=11月30日、ホテル共和

 今年の秋の叙勲で瑞宝双光章(教育功労)を受章した元中学校長の根間仙雅さん(82)=城辺福里出身=の功績をたたえる祝賀会(主催・城辺中同窓会)が11月30日夜、市内ホテルで開かれた。教え子たちを中心に大勢が参加。余興を繰り広げながら「健康に留意し、今後ともますます活躍を」と祝福した。


 根間さんは1950年に福嶺中に赴任。54~64年までの10年間は城辺中で教べんを取った。定年退職までの4年間は、同校校長として子どもたちの成長を見守った。

 主催者を代表して中野隆作さんは、根間さんの数々の功績や思い出話などを紹介し「先生が城辺中にいた10年間は、運動場の拡張工事や校舎建設など、まさに学校創世記だった。その中で優しく指導してもらったという思い出がある。今後もますます元気で活躍してもらいたい」とあいさつした。

 福原貞雄さんが乾杯の音頭を取り、神里和子さんが「かぎやで風」で幕開けを飾った。

 教え子たちから記念品や花束の贈呈を受けた根間さんは、クラスで豚を飼育し修学旅行やアルバム作りの費用に充てたこと、駅伝大会で3連覇を達成したことなど「忘れられない思い出」として紹介。「城辺で生まれ育ったことで教師を続けられた。受章は地域の人たちや皆さんのおかげ。健康に留意し、少しでも故郷や皆さんのために役立ちたい」とあいさつした。

 舞台では、教え子たちが祝いにふさわしい数々の余興を披露。歌謡ショーやカラオケタイムも設けられ大いに盛り上がった。

 祝賀会には根間さんの妻、貞子さん(80)も同席。「内助の功」として祝福を受けていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!