12/15
2025
Mon
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
政治・行政
2012年12月13日(木)9:00

20年で2億6700万円買電へ/市議会総務財政委

太陽光発電事業で市計画


付託議案を審議する総務財政委員会=12日、市役所平良庁舎

付託議案を審議する総務財政委員会=12日、市役所平良庁舎

 市が来間島の民家などに太陽光発電システムを設置して発電した全量を買電する「市民連携型太陽光発電整備事業」について、市では買電は20年間行う計画で、総買電額は2億6700万円を見込んでいることを12日に開かれた市議会総務財政委員会(嘉手納学委員長)で担当課が説明した。


 同事業は、趣旨に同意した市民の住宅や倉庫などの屋根を市が借り、そこに太陽光発電システムを設置し、発電の全量を買電するもの。36軒への設置が決まっていて、今議会に太陽光発電設備工事請負契約についての承認を求める議案が提出されている。

 設置する設備の1時間当たりの発電能力は302・94㌔㍗で、年間に換算すると265万3754・4㌔㍗となるが、宮古島の発電効率は12%と見込まれていることから年間発電量を31万8450㌔㍗と試算。現在の買い取り価格42円を当てはめると、年間買電料金は1337万4922円、20年間で約2億6700万円となる。

 同委員会では、企画政策部の古堅宗和部長とエコアイランド推進課の大金修一課長が、買電見込みの2億6700万のうち7400万円を設備の維持費や屋根の賃料に充当し、残る1億9300万円が市の収入となる見込みを説明した。

 委員会ではそのほかの付託議案の審議も行い、採決を行った結果、市当局から訂正が提出される一般会計補正予算案以外の議案をいずれも全会一致で承認した。一般会計補正予算案は14日の本会議終了後、委員会を開き採決を行う予定。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!