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教育・文化
2012年12月18日(火)9:00

豊見山さん書道交流で中国へ/宮総実

下地さん琉大、嵩原さ ん看護大合格


大学合格や国際交流派遣が決定した(左から)豊見山さん、嵩原さん、下地さん=17日、宮古総合実業高校

大学合格や国際交流派遣が決定した(左から)豊見山さん、嵩原さん、下地さん=17日、宮古総合実業高校

 宮古総合実業高校(下地盛雄校長)商業科の下地弥那美さん(3年)がこのほど琉球大学観光産業科学部産業経営学科に、同科の嵩原虹音さん(同)は県立看護大学に合格。生活福祉科の豊見山千夏さん(2年)は県高校生国際交流派遣事業の書道分野で中国への派遣が決まった。3人は17日、同校で会見を開き喜びを語った。


 下地さんは大学受験のために日商簿記1級などの資格を取得してきた。大学入学後の抱負として「税理士になる夢実現のため、いろいろな資格取得に挑戦したい。サークル活動にも積極的に参加して、人間としての視野を広げたい」と語った。

 嵩原さんは助産師になりたくて看護大学を受験。高校統合前の宮古農林高校を含め同校から県立看護大学に合格したのは嵩原さんが初となる。「合格できてうれしい。大学でいろいろと学んで、将来は助産師として宮古の医療に貢献したい」との意気込みを示した。

 豊見山さんは小学1年の時から書道を始め、現在は書道2段の腕前。40人を超える希望者の中から派遣者13人の1人に書道分野で選ばれた。3月に4泊5日の日程で上海の高校で体験交流を行う。「海外に行くのは初めてなので、いろいろと学んで3年生での学習に役立てたい」との思いを述べた。

 下地校長は「下地さんは英語での面接やプレゼンなどもうまくこなして合格できた。嵩原さんは地域推薦には入れなかったが自力で合格した。豊見山さんは45人ほどの希望者の中から選ばれた。これからも頑張っていろいろと勉強をして」と3人を激励した。


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