12/05
2025
Fri
旧暦:10月16日 先勝 戊 
イベント 社会・全般
2010年6月16日(水)17:26

勇壮に「ゴーヘイ、ゴーヘイ」/航海安全、大漁願う

デッドヒートを展開する爬竜舟競漕

デッドヒートを展開する爬竜舟競漕

各地で海神祭/爬竜舟競漕で盛況
 向こう一年間の航海安全と大漁を願う海の伝統行事「ハーリー・海神祭」が旧暦5月4日(ユッカヌヒ)に当たる15日、佐良浜漁港など9カ所で実施された。メーンイベントの爬竜舟競漕(はりゅうせんきょうそう)では、漁師らが「ゴーヘイ、ゴーヘイ」の掛け声に合わせて力強いかいさばきを披露。波しぶきを上げてデッドヒートを展開するレースに、観客らは、声援と歓声で最高潮に達した。
 
 この日は絶好のハーリー日和。曇り空で涼風が吹き渡っていた。 会場は伊良部の佐良浜漁港、佐和田の浜、平良の池間島水浜海岸、島尻漁港、真謝漁港、高野漁港、パイナガマビーチ、久松漁港、下地の来間漁港の計9カ所。
 
 各会場とも爬竜舟競漕などの多彩な種目で盛り上がった。また各家庭では祝宴が開かれ、親戚や友人らが交流を深めていた。
 このうち宮古島で最古の124年の伝統を誇る佐良浜漁港では、爬竜舟競漕で熱気に包まれた。
 
 会場は前里添と池間添に分かれて実施した。それぞれ大漁旗を振り上げた合図でスタート。こぎ手らは満身の力でこぎ出し、一喜一憂の熱戦を繰り広げた。
 
 ゴールでは互いに健闘をたたえ、ハーリーのさらなる継承・発展を誓い合っていた。
 
 伊良部漁協の友利義文組合長は「今年のハーリーは例年以上に盛り上がった。これからも航海安全と大漁で宮古島の活性化に寄与したい」と決意を新たにした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年11月6日(木)9:00
9:00

入域観光客66万5000人/25年度上半期

前年比3万人増 過去2番目に多く 2025年度上半期(4月~9月)の入域観光客数は前年比で3万6414人(5・79%)増の66万5270人だった。過去最多となった18年の68万355人に迫る2番目の記録。市観光商工課が5日発表した。9月の入域観光客数は12万7…

2025年11月5日(水)9:00
9:00

下地島・台中線新規就航へ/スターラックス

台北線は再開、来年2月から   下地島エアポートマネジメント(鶴見弘一社長)は4日、今年8月から10月24日まで下地島-台湾(台北)線を運航していた台湾のスターラックス航空が来年2月から再び同路線を運航すると発表した。今回は台北だけでなく新たに下地島…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!