12/14
2025
Sun
旧暦:10月25日 仏滅 丁 
産業・経済
2013年1月22日(火)9:00

ウブシュウ大漁/伊良部

尖閣近海で1・5㌧水揚げ


大量に水揚げされたウブシュウに活気づく仲買人ら=21日、平良港

大量に水揚げされたウブシュウに活気づく仲買人ら=21日、平良港

 好天に恵まれ、冬の味覚、ウブシュウ(和名スマ・サバ科)の大漁が続いている。佐良浜漁港では21日、1・5㌧の水揚げがあり活気づいていた。伊良部と平良港で直売され、好調な売れ行きを見せている。


 ウブシュウ漁は、伊良部漁協(友利義文組合長)所属の漁船「喜翁丸」(9・9㌧、漢那一浩船長)が尖閣諸島近海の漁場で展開しており、今年に入り今月8日に1・3㌧の水揚げがあった。21日の水揚げ量を合わせると、これまでに2・8㌧の水揚げ実績があった。

 喜翁丸は19日に出漁し、片道約8時間かけて漁場に到着するという。少数で回遊するウブシュウは一本釣り漁法で操業。21日早朝、大漁旗を掲げて同漁港に戻ってきた。

 生鮮のウブシュウは1匹の重さが約3-4㌔あり、キロ当たり800円で売られた。宮古本島の仲買人らは、今が旬のウブシュウとあって大量に仕入れていた。

 仲買人の1人は「今の時期に水揚げされるウブシュウは人気が高い。荒波にもまれたウブシュウは脂が乗り、美味しい」と旬の味覚をアピールした。 

 スマ カツオに似た体形でサバ科。背側は青黒色で細い縞が多数あり、胸びれの下にある黒い点が特徴。最大で全長100㌢、重さ10㌔に成長するとされる。インド・太平洋の熱帯・亜熱帯の海域に分布する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年12月14日(日)9:00
9:00

新部長に野中さん選出/観光協青年部が臨時総会

宮古島観光協会青年部(西村貴宏部長)は13日、市内の飲食店で臨時総会を開催し、第代青年部長の選出を承認した。新部長には、たびのホテルlit宮古島支配人の野中泰斗さん(44)を選出した。

2025年12月10日(水)9:00
9:00

路線バスが週末無料に/市制施行20周年記念事業

13日スタート、8日間実施   市は9日、市制施行20周年記念として「宮古島生活バス路線利用促進事業」を実施すると発表した。同事業は島内を運行する路線バス7路線を週末など計8日間を無料とする。市役所で記者会見した市企画政策部の石川博幸部長は「この機会…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!